とある阪大生のブログ

理系大学生 level20 ♂ 気になって調べたり考えたりしたこと書きます

あなたの赤は僕の赤?

 

 

空気が冷たくなってきた。

 

世界の色が鮮やかになってきた。

 

 

中学の雑談好きの先生が、 

 

色の見え方ってのはみんながみんな同じように見えているとはわからない。

赤色のチョークを持ちながら、これが赤色であることはみんながみんな同意するであろう。

だけど、私の見ている赤色と、君たちの思い描く赤色が同じであるかどうかはわからない。

 

と言っていたのを思い出す。

 

 

ぼくの見ている風景は他の人と同じように見えているのだろうか。

 

 

 

 

モミジは葉を紅色に、イチョウは黄色に染めてきた。


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教室の窓から見た、赤色に変わりつつある葉を見てふと、光合成量は葉が緑色の時と変わってしまっているのではないかと思った。

 

ちょっと調べてみた。

 

 

そもそも葉っぱが緑色に見えるのは、光の三原色(赤、青、緑)で考えた際に、赤色と青色を葉っぱが吸収しているから。

そして残った緑色が我々の目に見える。

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++=白

白--=

 

イチョウが黄色に見えるのは、

+=

つまり、

白-=

となっているため。

 

紅葉が赤色に見えるのは、

白--(青緑)=

となるため。

 

 

緑色の葉っぱの時は赤色と青色の光を吸収できているのに対して、葉が黄色の時は青色しか、葉が赤色の時は青色と青緑色しか吸収できていないということになる。

 

光の三原色から予測できるのは、葉が赤色や黄色になることで光合成量は少なくなりそうだということ。

 

 

実際に機械を用いて調べて見ても、やはり光合成量は少なくなるみたい。

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

小学生高学年の時に、僕は月1回の科学実験のイベントに参加していた。

 

そこで、植物が実際に光合成を行なっているということを、水草と、この実験室にあるもの何を使ってもいいので証明してください。

という回があった。

 

だいたいこのイベントは、先生のやること、言うことに従って実験をするという受動的なものだったのに対して(液体窒素とか使うこともあったから小学生にしては厳しい部分もあったため)、この回は珍しく自分たちが主体的になって行うものだった。

 

当時のぼくは光合成というのは、二酸化炭素を酸素に変換させるやつ、と思っていたので、

 

2リットルペットボトルに水草と水をぶち込み、二酸化炭素ガスを吹き込んだ。

そしてBTB溶液を入れた。

BTB溶液は酸性溶液(二酸化炭素を含んだ水は弱酸性になるcf.酸性雨)に対しては黄色に、中性溶液に対しては緑色になる、という指示薬である。

つまり、ペットボトル内の水が黄色から緑色になること、および空気の発生を確認することで光合成を行なっていることを示せる。

(その発生した空気が酸素かどうかは、ペットボトルのキャップを開けてすぐに火をつけたマッチ棒でも近づけたらわかるだろう。)

 

 

少しの量のBTB溶液では色の変化がわかりづらいので、ドバドバと使い出したら、先生方が慌てて止めてきた。

 

もう、やめてくれ

と。

 

 

教室内のすべてのBTB溶液を使い切ってやる勢いでやっていたので、

は?

と思った。

色の変化確認せなあかんやん、って。

 

 

 

 

どうやら先生方の期待していたものは、

水草を水の中に入れ、光を当てると空気の発生を確認することができたら光合成してるといえるよね、

ということをやってもらいたかったみたいで、二酸化炭素から酸素になるということまでは示さなくてもよかったみたいだった。

 

となりの班が、空気の発生だけで喜んでいたのにかなり驚いたのを覚えている。

 

 

まぁ、僕が本来の指示薬の使い方とはかなり違う使い方をしていたのは間違いないんだけど、なんだか肩透かしを食らった感じだった…

 

 

 

 

ちなみにBTB溶液の色の変化は

き(黄色:酸性)み(緑色:中性)あほ(青:アルカリ性)と覚えましょう。

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